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イズミ株主総会2024|平飼い卵と動物福祉への回答まとめ

イズミ株主総会

2024年のイズミ株主総会では、平飼い卵を含む動物福祉への対応が注目されました。

目次

2024年 イズミ株主総会と動物福祉。質問の要旨、回答の要旨

友人が株主総会で質問してきました。

動物福祉取り組み状況、平飼い卵についての質問

アニマルウェルフェアが国際的に重要なテーマになっている中で、御社のサステナビリティ方針には、動物福祉に関する明確な記載が見当たりません。昨年の株主総会では「今後取り組む」とのご回答がありましたが、現時点でどのような進展があったのかを教えてください。

また、他社ではケージフリー卵の導入が進んでいる一方で、イズミの店舗では平飼い卵をほとんど見かけません。現在、平飼い卵は取り扱っているのでしょうか。また、導入しているのであれば、どの程度の店舗で扱われているのかもあわせて教えてください。

イズミの回答

アニマルウェルフェアについては、重要な課題として認識しています。現在は社内の「サステナビリティ委員会」の調達分科会において、継続して協議を行っています。

平飼い卵については、一部の店舗ですでに導入しており、現在は全店導入に向けて準備を進めている段階です。今後も取り組みを進めていきますので、引き続きご意見をいただければと思います。

考察

今回の回答から、イズミでは少なくとも社内の会議体においてアニマルウェルフェアが議題として扱われる段階には到達していることが読み取れます。しかし、導入店舗数や時期などの具体的な情報は示されず、「重要課題として認識」「協議中」「準備中」といった抽象的な表現にとどまっています。

これは、企業側として明確な方針や数値目標をまだ設定していない、あるいは公表できる段階にない可能性を示唆します。現時点では、実行計画よりも「姿勢表明」の段階にとどまっていると評価するのが妥当でしょう。

一方で、平飼い卵の一部導入が事実であるならば、今後の拡大余地は大きく、外部からの継続的な対話が、具体的な施策につながる可能性もあります。株主からの働きかけが「社内での議論の継続」につながっている点は、一定の成果といえます。


今後の論点

今後は、以下の問いを継続して投げかけていくことが重要です。

  • 平飼い卵は「いつまでに」「何店舗で」取り扱う予定なのか
  • サステナビリティ方針にアニマルウェルフェアを明記する予定はあるのか
  • 卵以外の畜産物について、動物福祉の基準を設ける計画はあるのか
  • 取引先に対する調達基準や監査項目に、動物福祉を組み込む予定はあるのか

姿勢表明から一歩進み、「期限」「数値」「開示」の三点が示されるかが、今後の評価の分かれ目となります。

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