MENU

太地町の水族館用イルカ捕獲とJAZA、WAZAへの働きかけの活動報告

ちゅらうみ水族館

2013年より、水族館が野生イルカを購入することをやめさせる活動を、エルザ自然保護の会やPEACEと共に行ないました。

目次

水族館用イルカ捕獲の仕組み

水族館で人気のイルカは、イルカ漁師と水族館の間で売買されます。販売されるイルカの価格は、猟の解禁前に漁師組合から日本動物園水族館協会(JAZA)に連絡され、購入希望の水族館は太地町を訪問してくじ引きで購入順を決めます。近年、世界ではイルカ展示を禁止する国も増えてきています。

JAZA、WAZAへの働きかけと国際団体との交渉

2013年以降、私たちはJAZAやWAZAに対し、太地町で捕獲されたイルカを水族館が購入しないよう働きかけを続けてきました。当初、JAZAからは「法令順守のみ」との回答があり、WAZAには「イルカ漁は文化」との返答がありました。

その後も要望書の送付や改善指導、海外団体への協力呼びかけなどを行い、2014年にはWAZA本部と日本での話し合いの場を設けることができ、JAZAに倫理規範を守らせることが合意されました。

さらに2015年5月、JAZAに所属する水族館はイルカ猟が動物福祉に配慮していないとして、捕獲イルカの購入を禁止しました。しかし、この決定に不満を持つ水族館が脱退し、新たに日本水族館協会(JAA)を設立して購入を継続しています。

2025.9.23 PEACEイベント 「世界動物の日」特別企画『イルカの今とこれから』

JAZA決定から10年が経過し、PEACEがイルカの利用がなくなる未来に向けてイベントを行ないました。
→イベントについてはこちらをご覧ください

太地町イルカ猟の歴史

太地町で水族館への販売を目的とするイルカ追い込み漁が本格的に拡大したのは、1969年以降です。
太地では1933年に追い込み漁が初めて行われましたが、現在問題となっている水族館向けのイルカ捕獲とは性格を異にします。

1969年の追い込み漁は、町立くじら博物館でのゴンドウクジラ展示を目的として始められたものであり、伝統的な生業として継承されてきたものではありません。
その後、水族館とイルカ漁師の間で生体販売を軸とするビジネス構造が形成されていきました。

オンライン署名の呼びかけ

私たちの活動に対し、Change.orgでも署名活動が行われていました。
オンライン署名はこちら


💡 まとめ
水族館での野生イルカ購入をやめさせるため、日本国内外の団体と協力しながら、情報公開と倫理指針の遵守を求める活動を続けています。今後も、透明性の確保と動物福祉の向上に向けて取り組んでまいります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次