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すかいらーく株主総会2025|フォアグラと動物福祉への対応

すかいらーく株主総会

2025年のすかいらーく株主総会では食品企業の動物福祉対応を問えず、その後質問送付し回答をいただきました。

目次

2025年 すかいらーく株主総会でのへ質問の要旨、回答の要旨

フォアグラの取り扱いについて、現在の方針を確認しました。
すかいらーくでは現在フォアグラを使用していないとのことでしたが、その理由が動物福祉によるものなのか、あるいは鳥インフルエンザなどによる供給不安や経済的な事情なのかが明確ではなかったため、あらためて確認しました。

現在、同社ではフォアグラを使用しておらず、現時点で再開の予定もないとのことでした。

要望内容

フォアグラを利用していない判断理由については、アニマルウェルフェア上の配慮なのか、疾病リスクや供給の不安定さといった事情によるものなのかについての説明はありませんでしたので以下の要望を伝えました。

  • 公式ウェブサイトの「責任ある調達対象商品」にフォアグラが含まれているが、今後も調達の可能性がないのであれば、この項目から削除してほしい
  • 仮にフォアグラを扱わない理由が、鳥インフルなどの疾病リスクだけでなく、アニマルウェルフェア上の理由も含まれているのであれば、その旨を公式サイトに明記してほしい
  • 近年、日本ハムがフォアグラの代替食品を開発していることや、Amazonなどの大手企業がフォアグラ製品を取り扱っていない事例もあることから、すかいらーくにおいても同様に方針を明確化してほしい

考察

今回のやり取りで明らかになったのは、「使っていない」という事実は確認できたものの、「なぜ使っていないのか」という核心部分が説明されなかった点です。これは一見すると小さな違いに見えますが、実際には企業姿勢を大きく分ける重要なポイントです。

もし理由が単なる供給不安であるならば、将来的に市場環境が回復すれば再び仕入れが再開される可能性があります。一方で、アニマルウェルフェア上の問題を理由として使用していないのであれば、企業としてフォアグラ生産の問題性を明確に認識し、方針として距離を置いていることになります。

現状の説明では、「倫理的な理由でやめているのか」「経済合理性の結果として扱っていないだけなのか」が読み取れず、企業のスタンスが不透明な状態にとどまっています。さらに、公式サイトの「責任ある調達対象」にフォアグラが含まれ続けている点は、現状と表記が一致しておらず、情報の整合性という観点でも問題があります。


次の論点

今後、すかいらーくと対話する上で、以下の点が重要な論点となります。

  • フォアグラを扱わない理由は、アニマルウェルフェアによる方針なのか、それとも供給上の判断なのか
  • 倫理的理由が含まれるのであれば、なぜ公式サイトで明示しないのか
  • 責任ある調達対象商品からフォアグラを削除する予定はあるのか
  • フォアグラの代替食品や、動物福祉に配慮したメニュー開発に取り組む可能性はあるのか

企業が「扱っていない」という結果だけでなく、「なぜ扱わないと判断しているのか」まで示すことは、サステナビリティを掲げる企業としての説明責任に直結します。今後は、方針の明文化と情報開示の改善が強く求められます。

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